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「へぇ、それってどんな部活にするの?」
追い撃ちをかける様に安田が質問をする。
「えっと・・・・・・まだはっきりとは考えてないんだ」
桐野の声からは気力を感じない。
ちょっと・・・・・・コイツらやり過ぎだろ。
「あっ!俺分かった。その部活を何にするのかってんで俺達を集めたんだな?」
最後のとどめをさす感じで北谷は言った。
すると、桐野は薄く笑いながら、
「そうだけど、でもいいや。今日は解散ね」
と言って用紙を持って、教室を出て行ってしまった。
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