1・ぼくの日常

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・ 「かな子さんがオフサイドだって思うなら、オフサイドでいいんじゃないですか」  ぼくはパソコンのキーボードを叩きながら、投げやりにいった。 「なに、そのどうでもいいです、みたいな返事は」 「みたいじゃなくて、どうでもいいんです。ぼく、勉強してるんで」 「もっと遊べよ大学生、せっかくの夏休みなのに」 「かな子さんこそ、もっと幽霊らしくして下さい」 .
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