眠れない僕

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夢を見た。 何故か 何も思い出せない。 ただ… 覚えているのは 悲しみと苦しみだけ。 それが… 現実(いま)なのか? それとも… 幻想(ゆめ)なのか? 夕陽の光が 顔を照らす。 僕の頬は 水滴が伝い 光が反射する。 悲しみなのか? 苦しみなのか? 気がつかない僕は 涙を流していた。 現実と幻想 心に残るのは 苦しさだけだった。 悲しみを幻想(ゆめ) 苦しみを現実(いま) 幻想(ゆめ)に惹かれ 現実(いま)を怯えて 月明かりが 眠れない僕に 切なく輝き照らす。
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