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桜花作戦後のここまで急速に戦果があがりだしたのには桜花作戦時に鑑純夏が持ち帰ったリーディングデータ。武が持ち帰った知識、あ号標的から得た情報。そしてハイブ攻略用兵器の開発が爆発的に進んだことが大きい。
武一人となったA-01を夕呼は社霞と武による新兵器開発隊とし、また武の階級を大尉とすることで発言力を高めた。
その後は夕呼の思惑通り。錬鉄作戦では武発案のハイブ攻略用戦術機『昴』が実戦投入される。『昴』は武御雷をベースに兵装の見直し、XM=3をバージョンアップしたXM=4を搭載することにより、通常の武御雷より40%増しの性能確保に成功。
『昴』を擁して出撃した武率いる国連軍部隊は3時間という短い時間で反応炉の破壊に成功する。
錬鉄作戦以降『昴』のデータを元に戦術機の世代交代が行われていき戦線には各国第4世代機が配備されていった。これにより戦線での死傷者数が格段に低下、衛士の士気向上にも繋がり一気に戦局を逆転させた。
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