第一話 よぉ!相棒!

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その時相手の男に聞いた自分の声を思い出し、 (あれ?そう言えば今の…わての声…だよね!?) と思えるほど太くて響いた自分の声を何度も思い出していると、 「命を半分落としたんでさ」 と探し物をしている男から返事が返ってきた。 (あれ、さっきの自分の問いかけでの答えでっか?何で今頃ですの?) そう自分で自分に問いかけながら、相手の声が何故か身も震えるほど太く感じてもいた。
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