第1章 ‡忍び寄る恐怖‡

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ライトがフルフルにいるエリアに行くと衝撃の瞬間を目撃した。 「…!」 なんとフルフルが雪山に生息するガウシカと言う鹿を丸飲みしていた。 ライトは歯を食いしばって大剣を握りしめて走り出した。 「させるかぁぁー!!」 首下を目掛けて大剣の分厚い部分で思いっ切り殴った。 ガウシカは口から吐き出された。 しかし足は既に無くなっていて体の半分は食べられていた。 そのままガウシカは力尽きた。 「てめぇ!」 ライトはアッパーブレイズの牙を背中に思いっ切り振り下ろして牙を食い込ませた。 「はぁ!」 そのまま大剣を引いて背中を裂いた。 フルフルは大きく怯んだ。 ライトは首を斬る為に前に移動した。 しかしフルフルの口下が光りだした。 「マズい…!」 ライトが武器を直して横に飛び込んだ瞬間、フルフルの口から雷玉が吐き出された。 さらにフルフルは倒れて隙が出来たライトを踏みつけた。 「ぐうぁぁ!!」 ライトは口から血を吹き出した。 踏まれる時もバキっと骨が折れる音がした。 「うぁぁ…ど‥どきやがれ…!」
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