第1章 ‡忍び寄る恐怖‡

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2人はキャンプに到着した。 2人は少々寒そうだった。 「ここまだベースキャンプだぞ。なのにちょっと寒いし…。」 「ライトは寒がりなのか?俺まだ大丈夫だぜ♪」 ライトは寒がりなのであまり雪山みたいに寒い狩り場は好まない。 「大丈夫だっつーの!」 「ははは!」 2人は笑いながら支給品ボックスからアイテムを取り出して分け合った。 「じゃあ行くか。」 ライト達はベースキャンプを出てちょっと歩くと目を輝かせた。 「うわぁー、すげぇ!これが雪山かあ!綺麗だなあ!」 ライトはまるで小さな子供のようにはしゃいだ。 大きな山には白い雪が積もっていた。 近くにある湖も水が透明で大きな魚が泳いでいた。 ロイドも周りを見渡して目を輝かせていた。 「世界には色んな場所があるんだな。神秘的だぜ。」 ロイドはいつか様々な世界に旅立ってみたいと少し思った。 当然ハンターを続ける気でいるが少し心が揺らいだようだ。 「さて、雪山見物はここまでにしてフルフルを探すぞ。」 2人は洞窟内へと入って行った。
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