第1章 ‡忍び寄る恐怖‡

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フルフルはロイドを吹き飛ばして翼を広げて飛んで行った。 ライトはロイドに近づいた。 「ロイド!大丈夫か…?しっかりしろ!」 「うぅ‥回復薬を…飲ま‥してくれ…」 ライトは回復薬を開けてロイドに飲ませた。 すると効果はすぐに現れてロイドの顔色も良くなってきた。 「はぁ‥はぁ…。死ぬかと思ったぜ。」 「歩けるか?」 「ああ。」 ふらつきながらもロイドは立ち上がって歩き出した。 「とにかくフルフルを探さないと。」 「多分そう遠くには行ってないはずだ。」 ロイドがそう言うと千里眼の薬を飲んだ。 「ライト、この先に居る…!」 「よし。お前は少し休んでろ。大丈夫と思ったら来い。」 「分かった。無理すんなよ。」 ライトはロイドを壁に縋らせて休めさせた。 そしてライトは1人でフルフルの下え向かっていった。
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