騎士

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朱杜が泣きながら同僚の人に 話をしている。 「え!?痴漢!?」 「はい……」 「彼氏は?」 「心配かけたくなくって……」 毎朝の通勤の電車の中で 痴漢に会っている…… そうか… 最近朱杜の表情が歪むのは 痴漢にあっていたからだったのか…… 迂闊だった。 俺とした事が……… 待っていろ朱杜…… 俺が守ってやるよ……  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ PM9:29 01秒 アイツだ…… 毎朝、朱杜を見るたびに視界に入ってくる あの男………… どうしてやろう…… 俺の朱杜を… 汚い手で撫で回しやがって……… ここは在り来たりだけど ホームへ落として殺ろう。 電車がくるまで 後10秒 9……8………7……6……5…4……3……2……1……………… ―――ドンッ!!!――― あっというまに バラバラ………… 朱杜……もぅ安心だよ…… お姫様を守るのは 騎士の仕事だからね フ……フ…フ… フハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!! 朱杜は俺だけのモノだ。 誰であろうと汚す奴は ――――死ネ――――――
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