先輩

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♪~♪~♪~♪ そうこうしているうちに、最後の一段を上り終え、音楽室のある4階に着いた。 「で」 これから、どうするよ!? 「!!」 急にピアノの曲が変わり、俺は驚いた。 ……だって、いきなり激しい曲になったから。 さっきまで穏やかな曲だったのに、なんだろ、すっごい情熱的な曲だ。 俺は頭を掻き、音楽室のドアを見つめた。 「……まぁ、もうちょい近くで聴いてみるか」 とゆうことで、ドア近くまで、できるだけ足音をたてずに歩く俺だった。 しかし、そんな俺に、悲劇が!! 「おわっとっと!?」 はい、何もないところでつまずいちゃいましたよ。 しかも、激しく転んだし。 勢いでドアに激突したし。 痛い!! ガタッ 当然、この音に気づいた先輩はピアノを弾く手を止めた。 「誰!?」 ドア越しから、驚いた声が聞こえた。 そりゃー、驚くよね☆ 俺は立ち上がり、ドアを開けた。
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