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「アァアアアアアァアアアアアッ!!!」
Jが叫ぶ。
コバイチが口を開け、ドス黒い息を
Jの顔に吹きかけたのだ。
女生徒たちは悲鳴をあげる。
「!!?」
生徒たちはその様子に釘付けだった。
Jは白目を向き始め、
口から泡を吐く。
そして、みるみるうちに
コバイチのような三角のぶっとい眉毛。
身長は縮み、体型も下っ腹がポッコリ出て
醜い姿に変貌していく。
………スッ、
ドス黒い息を吐き終えた
コバイチは、ゆっくりと立ち上がる。
そしてJも。
しかし、それはもはやJの姿ではなかった。
そう、Jはどっからどうみてもコバイチになっていた。
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