迷走

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コバイチ達をなんとかかわしながら、 ようやく3階に着いた。 3階は5人の教室がある。 一旦、教室により 荷物をとってから脱出することになった。 階を降りていくごとに、誰かの叫び声は聞こえなくなっていった。 おそらく、下の階から コバイチに襲われたのだろうか。 叫び声の代わりに、 「りんごー、りんごー。」 というコバイチの耳が腐るような声がする。
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