タイミングを逃してしまいました。すみません。

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さとみの笑顔… 俺を癒やす さとみ… 「俺の女…」 「さとみ?ベランダに出てみっか?」 「うん」 葵夜空に浮かぶ 「月」 手を知らずに手を繋ぐ… 「さとみ…」 「え?」 さとみを引き寄せ… 唇を重ね… 見つめるのは… 葵夜空の「月」のみ… 2人を繋ぐ… 「月」 唇をそっ…と…離し… 「寝っか?」 「俺は、ソファーに寝っから、お前は、ベットに寝ろ」 「良いの?」 「嫌か?」 「ううん…」 「なら、寝ろな…」 「有難う」 さとみにだけは… これ以上… 手をだしたくねー… 俺の大切な「女」だから… いつの間にか 眠りについた 2人… 目が覚めると 朝日がレースのカーテンから入り込んだ… 眩しい日差し… さとみは、まだ眠っている そっと、タバコに火をつけ… シン…と静まりかえる 部屋の中… 時計の針の音が… 耳に入り込む… さとみが目覚め… 「おはよう」 「起きたのか?」 タバコをふかす俺を見つめるさとみ… 「シャワー…浴びたい」 「分かった。ホテルに送るよ」 「有難う」 ホテルは、駅の近くに取っていたさとみ… 「シャワー浴びたらメールするね…」 「分かった。じゃー後でな。」 手を振るさとみを目で追う 歩く度に長い髪が揺れる… 見えなくなり… 部屋へ戻る 俺… 部屋に戻ると さとみの残した 香りが残っていた… ソファーに座り… テレビをつけ… タバコに手をかける 俺… テレビを見ている訳では無い… 音しか聴こえぬ… 頭の中に残る… 夜景と月… そして さとみの顔…
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