タイミングを逃してしまいました。すみません。

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いよいよ 挨拶へ行く日が きた さとみの両親に 会話をする… 過去 未来の… そして… 土下座をつき 「お願い致します。大切な娘さんを俺に幸せにさせて下さい。」 言った… 御両親共々… 「頼むよ。泣かさないでくれ。俺からの言葉は、ただ一つだ。娘を泣かさないでくれ。それだけだ。頼むよ…」 さとみの母親が… ハンカチで自分の顔を拭う… 親… 親って… こういうもんなんだ… 初めて知った… 「はい。誓います。宜しくお願い致します。」 「決して泣かせない人生を約束致します。宜しくお願い致します。」 さとみは、自分の母親の隣へと… 席を移り… 母親に 「お母さん、私…幸せにしてもらうの…だから…お願い…泣かないで…」 と言い 父親に向き… 「お父さん…ありがとうございます。幸せにしてもらいます。彼に…彼だけに…」 さとみは、泣き声混じりで両親へ 「感謝」の言葉をかける… 1日が… 永いようで… 短い時間… のような… 1日だった…
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