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「ねーねー、裕太郎。
暇だよお‥。」
ガンガン音楽の鳴る中、女が俺に耳元で甘い声で囁く。
ここはクラブ。
俺は毎週、週末になるとクラブに足を運ぶ。
そして適当に友達と絡んでは、最後はお持ち帰り。
お持ち帰りは欠かした事はない。
自分で言うのも何だが顔はイケてる方だと思う。
ジーマを一気に飲みほし、俺は言った。
「なあ、
二人でどっか行こうぜ。」
「うん!」
女が嬉しそうに俺の腕に指を絡ませてくる。
なんで女はこんなに軽いんだろう。
あぁ、男もか。
俺は女を優しくエスコートしてクラブを出た。
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