Lie #02

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金にならねーけど‥‥ 一応ジルがミンチになってないか聞いてみた。 「生きてるかぁ~?」 ‥‥‥‥‥‥ はい、ミンチ決定。 死んでるね。 「あぁ、弾は無駄になっちまったし、報酬は紙切れに、ついてね~な~」 何かが倒れる音が聞こえ隣りの部屋から誰か出てきた‥‥ 素早く銃をむける‥‥!! 「わっ!!ば、バカ! そんなの向けるなッ!!!」 大事にM4を抱いたジルだった。 「分かってるよ、ンなこと見りゃ分かる。 お前、もうガンファイト終わったんだからかえれば?」 銃を回しながら言った。 「そ、それは困る! 頼む俺を逃してくれ!!」 「報酬がねぇのにどうやって? 悪ぃけど車も船も俺も手前の涙で動いてねぇ。 金を払ってもらって動いてる。 それに、手前は傭兵部隊のことを、ボスや俺に言わなかった、 契約違反だ。 俺の機嫌が悪くなる前に失せろ」 俺は銃をむける。 「ッ!あぁ、悪かっ」 その時、電話が鳴った。無事だったのか‥‥‥‥‥‥
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