Lie #02

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「あぁ、ボスか、問題が起きた。 あぁ察しのとうり店はグリードが来た後みたいになってる」 『あの映画のラストは衝撃的だった‥‥ 同じ奴らかどうか知らないが俺の営業ニコニコ安全合法船がドッグごとキャンプファイアーになってる。 なめられたもんだな。 どこからか流れてる噂のせいでどうやら俺達を先に潰しに来らしい。 兄ちゃんを狩りやすくするためにな。 店は潰され、ドッグは焚き火‥‥ 俺は心底ムカついてるぜ』 「あぁ、コイツと切っても、追いかけてくるだろうな」 『あぁそうだ、俺達を追ってる、俺達を消したがってる街の奴らも噛んでるかな? 調べる必要があるな‥‥‥‥ とりあえずその兄ちゃんにも、来てもらえ。 今は危険だ。速く港に来い』 「分かってるよ」 『待て』 「ン?なんだ?」 『そいつら所属は分かるか?』 死体を足でひっくり返す。 『P.W.S』 「『P.W.S』って書いてあるぞ」 『『P.W.S』か‥‥オーライ。 “帝会”に借りを返してもらうとしよう』 「分かった、港へ行く」 受話器を元に戻した。 「仕方ねぇ、お前もついて来い」 「あぁ、分かった」 ジルを連れ裏口から出て、ガレージのビュイックのセルを回す。
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