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PM 18:40
――――――『B6倉庫』
俺は、月を見ていた。
今日の月は何故か碧く見える。
煙草を取り出し、口にくわえ、ライターで火を付ける。
倉庫の二階の窓にアリスとボスがいた。
ボスが、走っておりて来る。
あわててるようだ。
気になって追いかけると船でボスは『M870』に弾をこめていた。
「ヘイ!どうかしたのか?」
『どうしたもこうしたもねぇ!
アイツらが来やがった!』
「傭兵共か?」
『ライ!入口に行くぞ!
ジル!死にたくねぇなら船の中にいろ!
撃ち合いが始まる‥‥!!
アリス!お前はデッキだ!』
ジルはマックを持ってとっとと船に乗った。
アリスが二階から降りてくる。
この倉庫は他の倉庫と違い入口は二階にひとつしかなく、扉を開けたらすぐに倉庫ではなくひとつ小さい部屋を通って、倉庫に入るという設計になっている。
俺達は、二階の入口に着いた。
愛銃をホルスターから抜く‥‥
窓のブラインドから外を確認した。
階段に七~八人‥‥
屋根の上に三人‥‥
下に七~八人ってとこか‥‥
「ヘイ、アホがぞろぞろ来てるぜ」
『あぁ、派手にやろうぜ!!』
ボスはショットガンお決まりのアクションをした。
弾丸が装填される。
足音が扉の前で止まる‥‥
扉が勢い良く開き‥‥
傭兵達が入ってくる‥‥!!
ボスは、すかさず扉の後ろから飛び出し、先頭の傭兵に至近距離でショットガンを構え引き金を引く‥‥!!
ショットガンの散弾で上半身がミンチになった死体は内股でその場にへたれこんだ‥‥
俺も入口にむけて乱射し宙を舞う薬莢に月光が反射する‥‥‥‥
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