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『マーク!L.J!!制圧射撃!!
階段下まで後退しろ!!!』
こちら側に銃撃が集中する。
ドアがついに絶えきれず外れた。
飛び出して銃を階段下にむける。
視界が煙に覆われた。
「スモークグレネード!?」
下から銃撃が浴びせられ腹、太ももをかする‥‥!!
『バカ!!こっちだ!』
ボスが乱射している俺を部屋に引き戻した。
窓ガラスの破片が飛び散る‥‥
『畜生(デム)ッ!』
煙の中に影が見えた瞬間ボスが弾が切れるまで引き金を引き、銃を投げ捨てる。
「おい!これじゃ、ぶち込めねぇぞ!」
『しゃらくせぇ!火傷じゃ済まねぇってことを奴等の尻(ケツ)に思い知らせてやる!!』
ボスは近くのロッカーから『M79グレネードランチャー』を取り出した。
頭上にスプレー缶のようなモノが部屋に投げ込まれ閃光を放ち、視覚と聴覚を奪う‥‥!!
『ライ!倉庫に走れッ!』
目は見えている。
でもボスの言ったことが分からないが、部屋をグレネードランチャーで吹っ飛ばそうとしているのは確かだ。
後ろから傭兵達が入ってくる‥‥!!
『3!2!1!翔べッ!』
引き金を引く‥‥!
俺とボスは二階から一階に後ろ向きに吹っ飛び、血と瓦礫が降り注ぐ‥‥!!
『アリス!エンジンをまわせッ!!』
船のエンジン音が聞こえてくる。
上の奴に乱射しながら、船へと走った。
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