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外は雲ひとつない青空‥‥
海の水が透き通り、熱帯魚達が見える‥‥
船に横付けしている哨戒艇もその上で眉間に皺をよせてる男達も青空を見たら忘れそうだ‥‥‥‥
ジルはそう思った。
正確にはパニクってる。
キィーンという音の後にスピーカーから声が聞こえてくる‥‥
《こちらはフィリピン海軍所属の哨戒艇だ。
海賊共につぐ、おとなしく武器を海に捨て両手を上げて出て来い!!
さもなくば突入するが‥‥どちらがいいか選べ》
「オイ!ライ!どうする!?」
「バッカ!パニクってンじゃねぇよ」
ライは両手に球体のモノを持ちデッキに立つ‥‥
「わかりましたぁ~降参で~す。
今から武器を海に捨てま~す。えいッ!」
哨戒艇のデッキに球体のモノが転がる‥‥
数秒後爆発して、何人か海に落ちた‥‥
ライが腰のホルスターから二丁の銃を抜く‥‥‥‥
「YEAHッ!!」
また撃ち合いだ‥‥‥‥
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