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死んだ訳じゃない、と思う。そうしようと思えばできるが。
遠くで誰かの足音が聞こえた、魅ぃちゃんだ。仕事が終わって帰ってきたんだ…
私は魅ぃちゃんに走りよる。
｢あれ、レナ？圭ちゃんと帰ったんじゃ…｣
｢はう～☆レナはずっと待ってたんだよ！…ね、今日は別の道からかえろうよー。向こうの道でね、とってもかあいい物見つけたんだよ！｣
幸いこの場所からは倒れた圭一君は見えないらしい。
｢レナ…圭ちゃんとは…良かったの？｣
｢えへ、レナは親友を見捨てて帰るようなこじゃないよー｣
｢…そっか。レナありがと…ね。はは…おじさん照れるな…｣
魅ぃちゃん嬉しそう。…私はこんな魅ぃちゃんをずるいなんて思っちゃいけないんだ。……じゃあ圭一君が今年の祟りになってしまえば私達はずっと親友だね………魅ぃちゃん☆
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