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あの招待状には俺の住所は書いていなかった。
つまり誰かが直接ポストに入れたって事だよな?
城田って奴か?
そして日時だけで場所が書いていない。
場所が分からないなら行けないじゃないか。
誰かが迎えに来る?
あぁーーー!!
情報が少なすぎだろ!!!
そんな事を考えてるといつの間にか俊一の家に着いていた。
ピンポ~ン。
ガチャ!
勢いよくドアが開く。
俊一「早かったな!取り合えず上がれよ!」
聖「おじゃましまーす!あっ!後で桜と香奈も来るから。あの二人にも招待状が届いたらしい…」
俊一「そっか…まぁ香奈は行きたいってうるさかったし俺達に来て香奈に来ないわけねぇーよな!」
苦笑いをする二人。
そして俊一と俺の手紙を見比べようとテーブルの上に招待状を並べる。
俊一「名前以外は全く一緒だよな?」
聖「だな…それにしても封筒とか趣味悪いよな…」
俊一「マジで!どんな趣味だよ!」
俊一の家に来て初めて笑い声が響く。
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