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ルイ「黒田様。それでは時間です。これから一階に移動して頂きます。そこにお友達もいらっしゃいますよ。お友達が静かに説明を聞いていれば…ですが」
ルイは微笑みながらドアを開け
ルイ「それでは行きましょう!」
部屋から出ると突き当たりが見えない程の長い廊下。
廊下には赤い絨毯が果てしなく続いていた。
聖「この廊下ってどこまで続いてんの?」
ルイ「エレベーターまでですが?」
いや…そうゆう意味じゃなくて…
聖「距離的にどのくらい続いてんの?」
ルイ「500メートルくらいですよ」
聖「長っっっ!!ここってどれくらいの広さなわけ?!」
ルイ「ドリームキャッスルには3つの建物がございます。一つは今私達のいるお客様専用のホテル。2つ目は従業員専用のホテル。そしてドリームキャッスルです。広さは…東京ドーム5つ分と言ったところでしょうか?」
聖「東京ドームが5個?!」
デカすぎだろ…
だいたいここは日本なのか?
俊一達は大丈夫だろうか…
桜は臆病だから泣いていないだろうか…
俊一は大人しく説明を聞いただろうか…
香奈は…あいつは大丈夫だな…
そんな事を考えているといつの間にかエレベーターに着いた。
ルイ「聖様。エレベーターで一階へ移動します」
俺とルイはエレベーターに乗り一階へ。
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