42人が本棚に入れています
本棚に追加
さつき「ピッタリ!!」
服を借りたさつきは早速着させてみた
さつき「案外大丈夫そうじゃない」
敬一郎「ちょっとハデじゃない?」
緑のロングTシャツに白のトレーナーにジーンズに藍色のジャケット
ファッションセンスはいいとは思えないが…
さつき「いいのよ。そろそろ学校行こっか。カバンは敬一郎の貸しても言いよね?」
敬一郎「うん!!」
玄関を出るとハジメが待っていた
ハジメ「よっ!昨日の奴も一緒か。」
男の子はハジメが近づいて来てちょっとビクビクしている
ハジメ「そんなに構えなくても平気だよ。俺、青山ハジメ。さつきと同じ5年3組だ。よろしくな!」
男の子「さつき…?」
ハジメ「なんだ?お前まだ自己紹介してねぇのかよ!」
さつき「あ、忘れてた…あたし、宮ノ下さつき。あたしも5年3組なの。あなたが言っている宮ノ下佳耶子はあたしのお母さんよ」
男の子「へぇ…」
さつき「で、この子が弟の敬一郎。1年2組」
男の子「よ…よろしく」
そう言いながら握手をした
ハジメ「そういや、お前名前なんて言うんだ?」
男の子「あ…えっと」
ハジメの質問にオドオドしていると
さつき「この子、昨日ので記憶喪失になっちゃったみたいで私たちもわからないの。」
敬一郎「多分、校長先生なら知ってると思うんだ。」
とフォローしてくれた
ハジメ「そっか。じゃあ、紹介は後かな。とりあえず行こうぜ」
こうして4人で学校に向かう事になった
最初のコメントを投稿しよう!