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ツカサ「3日ぶりの再開なのになんて嬉しいことを言ってくれるんだ。ハハハ、あれ目から少ししょっぱい水があふれてきた。」
カオル「・・・・・・・。」
僕は黙って目線を逸らす。なんだか、周りから凄く冷めた目で見られている気がする。が、父さんはすぐに立ち直り、
ツカサ「そ、そんなことより早く行くぞ。」
と、言って僕の荷物を奪い外へと歩き出す。僕も父さんを追って歩き出す。ロビーを出てすぐ近くにあった車のトランクニ荷物を入れ、車に乗り込む。走り出してしばらくして車を飛び越えていく景色がビル等から緑の木々へと変わっていく。何処に向かっているのか気になり口を開く。
カオル「ねぇ、父さん何処に行ってるの?」
ツカサ「ああ、お前が4月からから通う学校にな手続きがてら挨拶しに行くんだ。それから、お前家じゃなくて寮な。」
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