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僕たちは校舎に入り階段を上がり長い廊下を進み、大きなドアの目の前までやってくる。そのドアの上には学園長室と書いてある。
ノックをして返事が返ってくる前に父さんがドアを開けて先に中に入っていってしまう。それに続いて僕も中に入ると、大きな机の向こう側で窓の外を見ていた女性がこちらに振り向く。その女性は、
カオル「母さん?」
ツカサ「久しぶりです、義姉さん。」
僕が口を開くのと続けざまに父さんが口を開く。
?「司君久しぶり。ふふ、それと薫君私はあなたのお母さんじゃないわよ。」
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