第一章<第1話・出会い>

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が、すぐに何かによって消されてしまう。すると、後ろから                                  ミスズ「こら、薫君校内で炎系の魔法を使ってはいけません。」                                 と、学園長先生が走ってくる。                                   カオル「あれ?叔母さん、父さんと話し」                                 最後まで言い終わる前に叔母さんに首を絞められる。                                    ミスズ「誰がおばさんですって!学園長先生と呼ぶか、もしくは」                                ?「薫君?えっ男!?先生!彼が死にそうです。」              そう言われて、顔を見ると顔色は青を通り越して白くなっている。  そこへようやく父さんが来て救出される。                         ツカサ「義姉さん、薫が死ぬじゃないですか!」                                カオル「ゲホ、ゲホ。父さんもういいよ。学園長先生ごめんなさい。それより、父さん魔法学園ってどういう事!日本語学校って言ってたじぁないか!」                  ツカサ「嘘だ。ほら、言っても信じないだろ。そんな事より、お嬢ちゃんこれからおじさんとお茶しに行かない?」                                   さっきまで僕の前にいたはずの父さんは助けた女子生徒の正面におり、手をいつの間にか掴んでいる。そしてその女子生徒は下を向いて肩を震わせて何か呟いている。よく聞くと、                            ?「大気を漂う水よ、我願うものへと形成し彼の者へ天罰を下せ。フロスト・レイピア!」                     どうやら魔法を唱えていたらしい。完成と同時に突然手が引っ張られる。
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