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?「はい。ケーキセット2つ。注文はこれでよかったよね。」
ユイ「ええ。それにしても店長自ら接客なんて。」
店長「ユイちゃん、いいじょないか。こんにちは。お嬢ちゃん、君はなんていうんだい?」
ユイとフレンドリーに話していた店長が声を掛けてくる。
カオル「あ、はい。神名 薫といいます。それと、僕男なんですけど。」
店長「!?ごめんね、カオル君。それじゃ、ユイちゃんとはどんな関係なんだい?」
カオル「どんな関係?ユイはどんな関係だと思う?」
ユイ「ん~、親戚なんじゃないの。」
ユイがケーキに手を付けだしたので僕も食べる。
店長「あ、そうなのかい。なら、こっちには旅行かい?」
カオル「いえ、僕も春からこっちの学園に転入することになったので。あ、ケーキ美味しい。」
店長「ありがとう。カオル君はこういうのすきなのかい?」
カオル「はい。甘いものが大好きです。あのお店の前にアルバイト募集中ってありましたよね。あの学園が始まるまで雇ってもらえませんか?」
店長「いいよ。それじゃ、こっちと調理場どっちがいいかな?」
カオル「できれば調理場がいいです。」
店長「なら、どれくらいできるか見させてもらおうかな。」
そう言うと僕の手を引いて奥へと行く。
店長「時間がないからデコレーションがどれくらいできるか見るよ。このケーキに好きなようにしてくれていいから。私はユイちゃんと待ってるから。」
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