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席に座ると前の男子生徒がこちらを向き、話しかけてくる。
ヴァレル「初めまして、俺ヴァレル・レインテール。これからよろしくな。俺のことはヴァレルって呼んでくれ。」
カオル「じゃ、僕のことはカオルでいいよ。」
ヴァレル「オッケー。なぁ、カオルお前俺と何処かで会ったことないか?」
カオル「え!う~ん、ないと思うけど。」
ヴァレル「そうか。でも、何処かで見たような気がすんだけどな。カオルって有名人か何かか?」
カオル「それも違うよ。たぶん気のせいだよ。それより、ヴァレルそろそろ前向かないと先生こっちずっと睨んでるよ。」
そう言うと、ヴァレルは笑いながら前へ向き直る。それから先生の話を聞いて授業が終わる。席を立とうとしたとき、
「神名君って好きなひといるの?」
「これから遊びに行きませんか?」
「どうして日本から来たんですか?」
「日本にも魔法学園ってあるの?」
「コペンハーゲンってどこの首都だっけ?」
と女子から質問攻めにあう。最後の質問って僕に聞かないとダメなのかな?
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