<第4話・魔法と使い魔>

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       教室に着く頃にはヴァレルも無事復活を遂げ、席へと座る。座ってヴァレルと話をしていると、フリス先生が何かを持って入ってくる。それを教卓の上へ置き、 フリス「おはようございます。今日の最初の授業は皆さん自身の属性を知ってもらおうと思います。」 と、言う。それに対し、 「先生、どうやって自分の属性を知るんですか?」 と、皆が思ったであろう疑問を一人が口にする。  それを聞いて、フリス先生は笑みを浮かべ、 フリス「そこで、この魔水球と言う道具を使います。この魔水球に魔力を流し込むと。」 そう言って魔力を流し込む。すると、先程まで無色だった魔水球が白と水色へと変わる。 「「「おお~!!」」」 それを見て、歓声があがる。 フリス「このように色が変わります。火は赤、水は青、雷は黄、風は緑、土は茶、氷は水色、光は白、闇は黒と色によって属性がわかります。私は見た通り白と水色なので光と氷属性です。それと、光と闇は珍しいので多くはいないと思います。それでは、呼ばれた人から此処に来てください。最初はアベル君。」        
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