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体育館に近付くにつれて、学校の校歌らしい歌が聞こえてきた。
体育館の入り口に着いたが、入り口に何やらゴツイ先生が腕を組ながら立っている。
気付かれないように、こそっり体育館に入る事にしよう。
「お前、ちょっと来い」
一瞬で見つかってしまった。
先生の顔をよく見るとかなりイカツイ顔だった。
ガンダムでいう、ランバ・ラルみたいな顔だな。
「何で遅刻した?」
「糞してました」
-バッチーン!!!-
何やら音がしたと思ったら、俺は吹き飛んでいた。
「ぐあっ」
「これで許してやる。早く体育館に入れ」
無茶苦茶しやがる。
今さら痛みが頬に響き出した。
はりてだけでこんなに痛いのかよ。
ヨロヨロになりながらも、俺は体育館に入った。
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