ある日の妄想

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 舌が口の中に侵入してくる。  歯の裏、舌の裏。私の口を犯す先輩の舌や、胸を撫でる手が、私に淫らな声を強要させる。 『んんっふっ……ふんんっ』  ダメ。みんな見てる。  なのに私……私……!  口を解放され、片手で胸を撫でながら、空いた片手で私の顎をくいっと上げる先輩。 『何とろけてんの?このド変態』 『はぁ……はぁ……あんんっ!せ、先輩……もっと……もっとして……』  みんな見てる、このシチュエーション。さらには勇斗さんの言葉責めが、私の快感を誘発させる。  ガマンできない。  もっと……もっと……もっと!  ここでスンドメされて。 また街へ繰り出す。そして度々イタズラをしてくる先輩は、カラオケボックスに突入する。  何故か、ここでは普通の先輩。正直、ここでロストバージンだと思っていたのに、何もしてこない先輩に、違和感を覚える。  しかし、これは先輩の策略だった。夜遅くまで歌っていた私達は、終電を逃して帰るすべを失ってしまったのだ。  そして、先輩は言う。 『ホテル……行こうぜ』  街中での、周りに見られながらの恥辱&スンドメプレイ。ラストは逃げ道を私から奪いさり、ホテルで限界ギリギリの私を美味しく頂く。  それが先輩の策略なのだ!
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