高校生という新たな生活!入学式💓

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「ま、まぁ女の子に鼻の下なんか伸ばさないことね!だらし無くて見てらんないわ全く……」 ……あ、そゆこと。 知ってたけど、ヤキモチじゃあなかったんですね?当たり前か…… 「はいはい、分かったよ」 少し、ガッカリしたのは言うまでもなかった。 声のトーンもがた落ちだ。 「……分かればいいのよ。分かれば」 すると俺の方を見なくなる美月。 ……なんか寂しいんですけど。 そう思った俺は、美月の顔を拝むべく、実力行使――変態チックだが。 「おい、美月――」 「――」 「美月ったら!」 「――」 俺に顔を見られないようにか、必死に背ける美月。 これは相当怒ってんのかなぁ。なんで分かったって言ったのに……
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