高校生という新たな生活!入学式💓

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そんなことを考えていると、時間というのはあっという間。 気付けば、見慣れた我が家へとたどり着いていた。 「ただいまー」 そこには俺だけではなく、美月も自分の家のように入っていった。 家が近い――というか、隣ということもあって、度々美月はこうやって俺ん家に上がり込む。 まぁ、それは気分らしい。結構頻繁に出入りするけど…… 逆に、俺が美月の家に行くというのもしばしば。 「あら、お帰りなさい~!」 すると母さんが出迎える。美月がいても当たり前というように。物心がつきはじめたくらいに昔からこうだから。 まあ、母さんは美月を我が娘のように溺愛してるから…… ……自分の息子以上に。  
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