高校生という新たな生活!入学式💓

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「そう~?残念ねぇ~。まぁ、宏と美月ちゃんじゃあ釣り合わないかっ」 ……あぁ、俺のハートがめった刺し。 ブルーな気持ちになった時、そこで美月を見てみると……なにやらなんとも言えない表情をしていた。 母さんはフフッと笑い―― 「――じゃあ、お姉さんはこれくらいにして、美月ちゃん。ごゆっくりね~?」 と退散。 自分でお姉さん言うか普通。おばさんと言うところだろうがっ。 はい、お姉さんではないので注意ね? 「宏……」 すると、裾を掴んで何かを言いたげにしている美月。 「さっきはあんな事言ったんだけど、そんなに宏の彼女になるの嫌じゃないんだから!」 それって…… 「告白?」 「ち、違うわよ!勘違いしないでっ!ただあのままじゃ宏がかわいそうだと思って!」 あぁ、同情ってやつですね?たまに優しくされると…… 「美月、抱きしめても…」 「駄目!!」 甘えたくなるんだけどなぁ……。 そう簡単には上手くいかないか。
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