学校生活にも慣れんじゃね💓

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気付けば朝。 眠りについている俺の頬に、なにやら柔らかいものが当たった。 ん…? 「……」 目をうっすら開けてみると、なにやら顔を赤くした美月が俯き気味で座っていた。 どうしたんだ?そう聞こうとしたが…… 俺の中に、ある言葉が頭を過ぎった。 “キス” おぉ、そうか。昨日キスで起こすとかそうじゃないとか約束したような。 でも今の美月を見ると…? うん……ってことは!? 途端に目が覚めてしまった。 勢いよくガバッと布団から起き上がる。 「美月、やっぱこの起こし方のほうが断然いいぜ!」 親指をグッと立てる。 「も…もう知らないから!」 美月はそっぽを向いてしまった…… だが、その姿を見て俺は確信した。 や は り そ う だ と ! しかし、ただ手を頬に当てられただけで、キスしようとしても結局はされず終いだったなんて。 その事実に気づいたのは数秒後。美月が自分で言い出した。 それを知らずに喜んでいた俺って……
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