出会い

7/28
前へ
/77ページ
次へ
「はいはい? じゅんやん、どないした?」 「どないしたもどないせんも くそもあるかい」 アカンあかん 私としたことが… そんな喧嘩口調で 話進まへんのわかってんのに 「ごめん…。 ちょう、話しようや」 「うん?」 やっぱり流やんは、 私より大人で ちょっと豹変した私に 目を丸くしながらも 優しい声のトーンで 横に座ってくれた。 「なんで けーこちゃんの事、 美和子に言わんの?」 「あぁ、そんことか」 少し微笑んだように見えた。 流やんの目を 表情を 変な仕草せんか。とか 私はひと時も逃がしたらん。 そう思って ガン見してた。  
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加