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大河となべは、
花輪、高木と離れ祭りの中を歩いていた。
人ごみが確かに多いが、一人気になる男がいた。
人ごみを逆走しながら、素速く動いている男を。
その男は、なべ、大河に近づいてきた。
「素早い動きだね~」となべがぼそっと呟く。
その男は立ち止まり声をかけてきた。
「嬉しい言葉だね~誰よりも早く、素速い動きが出来る
疾風(はやて)だよ。」
誉められたからか笑顔で疾風は答えてきた。
疾風を見ると、手には、何か持っていた。
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