出会いの始まり

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「...うん」 彼女は緊張しているのか、震えた声で答えた。 「同じ学科だよねー?私、海老原愛って言うの、よろしく。あなたは?」 「沢村ヒナ(サワムラ ヒナ)ですよ。こちらこそよろしく」 私が親しみやすく話したからか、ヒナの表情もやわらかくなった。 なんだ、可愛いじゃん。 「ねーもう友達とかできた感じぃ?」 そう聞くと、ヒナは少し顔を下にむけた。
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