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チョコバナナを食べ終わるとまた何かを食べたくなる。
柚『莉菜~…あたしクレープ食べたい☆』
莉『うん!あたしもクレープ食べたかった☆』
2人でクレープ屋を探すと…
『『キャー』』
女の子の歓声が聞こえた。
柚『何だろう?』
あたしと柚希が見てみるとクレープ屋にすごい人だかりが出来ていた。
莉『ここのクレープ美味しいのかな?』
柚『すごい人だしね…並ぼうか?』
柚希と並ぶ事にした。
周りを見ると全て女の子で埋まっている。
莉『酸欠になりそう…』
柚『確かに…やめる?』
あたしは悩んだ。
でも…飾ってある見本のクレープがあまりにも美味しそうで…
莉『ううん、並んでよ☆』
柚『わかった』
並んで待つ事にした。
まだ前の方で女の子達は騒いでいる。
少しずつ前に進むと金髪の頭が見えてきた。
柚『莉菜…あの人目当てで女の子並んでるんじゃない?』
莉『あの金髪の人?』
あたしは身長が153センチしかなくて顔がよく見えない。
柚希は163センチあるから見えてるみたいだった。
柚『あ~…あれはモテそうな顔だわ』
莉『ふ~ん…』
顔のいい男にろくな奴いない。
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