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莉『あんたみたいなチャラ男大っ嫌い!』
悠『へっ!?』
周りがシーンとした。
莉『柚希行こっ』
あたしは柚希を置いて歩きだした。
柚『えっ!?えっ!?あっ、すいません』
柚希はチャラ男に頭を下げてたみたいだった。
悠『…あいつ気に入った』
悠護は呟いた。
周りではひどいとか言ってる女の子の声がするけど…
あたしはあんな奴が嫌いなの!
柚『待って莉菜!』
柚希の声に足を止める。
莉『柚希…ごめん…』
柚『ううん、あたしは大丈夫。莉菜大丈夫だった?』
莉『うん。ごめん…思わず言っちゃった…』
柚『あっちが軽く言うから悪いじゃん?それよりアイス溶けちゃうからクレープ食べよ☆』
あたしはいつも柚希に助けられてる。
莉『ありがとう』
柚希と座りながらクレープを食べる。
柚『美味しい☆やっぱお祭りのクレープは美味しいね☆』
莉『うん!あいつが作ってなきゃもっと美味しかった』
柚『莉菜ったら』
2人で笑い合う。
『莉菜?』
あたしを呼ぶ男の人の声がした。
莉『んっ?健太じゃあん』
振り向くと健太がいた。
健『やっと見つけた。一緒に回ろうぜ?』
莉・柚『うん☆』
あたし達は健太とクラスの男子3人と回る事にした。
さっきのチャラ男の事はどぉでも良くなっていた。
まさか…
また会うなんて思っていなかった…
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