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山田くんが家に来る
それだけでドキドキする
部屋綺麗だったかな、とか山田くんの口に合うかなとか...
女々しいことばっかり浮かんでくる
涼「じゃあ今日一緒に帰ろ?」
裕「うん../」
ヤバイ、なんか今日一気に山田くんに近づいた気がする
もっと山田くんのことを知りたいし山田くんに近づきたい
もっともっと山田くんに必要とされていたい
涼「中島...」
裕「なに?」
名前を呼ばれ振り向いた瞬間重なった唇
今日何度唇を重ねたか分からない
裕「や、まだくん../」
涼「6時間目はちゃんとでろよ
あとで迎えにくるから」
山田くんはそう言って保健室を出て行こうとする
また、唇から山田くんの温もりがなくなる
裕「待って!」
涼「なに?」
裕「俺がキスしてって言ったらしてくれる?/」
涼「いいよ、してあげる」
山田くんはそう言って保健室を出た
山田くんはまたキスしてくれる
だから唇から温もりが無くなっても俺は寂しくない
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