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裕「んぅ...ん.../」
何時間寝てたのか分からないけど俺が起きた時山田くんは居なかった
ちょっと寂しいな、なんて思ったり
山田くんは俺のことなんて何とも思ってないだろうし...
――ガラ…ッ
涼「中島ー?」
裕「山田くん!;」
いきなり誰かと思ったら山田くんだった
涼「やっと起きた」
山田くんはベッドに座り俺にお弁当を手渡した
持ってきてくれたんだ、そう考えるだけでかなり嬉しい
裕「ありがと../」
涼「今5時間目、中島起きなかったから俺も弁当食べてないの」
そう言ってコンビニの袋を覗き込む山田くん
山田くんってコンビニで買ってくるんだ
涼「中島の弁当うまそう...」
裕「食べる?」
涼「うん!!」
満面の笑みで微笑んだ山田くんはお箸で俺の卵焼きをとって口に運んだ
涼「おいし、やべっ!;」
裕「本当?
じゃあ、晩御飯食べに来る?」
冗談で言ったのに
涼「行くっ!!!」
山田くんがそう言うもんだから
裕「お母さんに連絡しとく」
今日、山田くんが家に来ることになった
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