460人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
体から山田くんの温もりが消えると今度は唇に温もりを感じた
唇が押し付けられていた
ちょっと強引だったけど優しいキス
裕「んぅ・・・ん・・/」
2回、3回と唇が重なる
温もりが消えたと思ったらまたすぐに唇が重なる
何回も、何十回も唇を重ねた
それは俺が求めたんじゃなくてそのうえ山田くんが求めたわけじゃない
お互いどちらが求めたってわけじゃないけど、引かれ合うように何度もキスした
涼「中島・・・」
名前を呼ばれたと思ったら唇をペロッと舐められ生温かい山田くんの舌が入ってきた
裕「んぅ!?ん・・・クチュ・・・ふぁ・・/」
キスも初めてだった俺
そんな俺がこんなキス知ってるはずがない
なにもかも分からなくて山田くんにされるがままになる
歯型をなぞられて奥に奥に舌が入ってきて息ができないんだけど気持ち良すぎてやめられない
頭の中が真っ白になってぼーっとする
ゆっくりと唇が離れると俺と山田くんを繋ぐようにキラリと光る糸で結ばれた
裕「はぁ..はぁ..くるしっ!;/」
山田くんに乱された息を整える
涼「中島って甘えたなんだね」
裕「・・・・へ?」
涼「だって、もっと抱きしめてって・・・」
裕「あ!煩いっ・・!!/」
そういえば俺、そんなことを言ってたよう
最初のコメントを投稿しよう!