第三章

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ギィィィ・・・ なんとも古めかしい音をたてて扉が開いた。 中はとても広かった。 その中にぽつんとあるソファーに中年の男女が座ってこちらを見ていた。 マイ「ただ今戻りました。お父様、お母様。」 マイがそういうのがきこえた。 あれがマイの両親か・・・ 父親であろう男性は見た目30代で、筋骨粒々、とても厳つい印象を持った。 母親の方は見た目二十代後半で、とても綺麗な人だった。 この人ならマイが生まれてくるのも納得がいく。 こんなことを考えていると、父親の方が険しい顔をしてこちらに向かってくる。何事かと思い身を強ばらせるてると、父親は、マイの目の前まできていた・・・ そして・・・
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