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「…どうしようかな。今日もハジメくんちで食べてもいい?あ、片付けとかはちゃんとするよ」
にこっと笑いながら小走りで距離を詰めて、僕にそう言うものだから、僕は頷くしか出来なかった。
ああ、今日も一緒に夕食を食べられる。
高校生特有の、些細な事にでもドキドキしてしまう症状が発症した。
こんなにも彼女が好きなのに、好きと言えない僕に腹が立つ。
それでも、今のままだからうまくいっているのかもしれない。
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