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SHADOW MOON
夜明け前の国道を
僕はゆっくりとゆっくりと
アクセルを踏み込んで
北へ北へと向かうから
君から離れてゆく
ため息またひとつ
流れてゆくカーブランプ
平成ももう終わろうとしてるのに
僕はまた恋に落ちて
自分をナイフで傷つける
また時代が変わると
やっと死ねるだろうか
それでも死ねないことは
わかっているだろう
明日は明日はと言っているうちに
とうとう……とうとう平成が終わる
君に見せたかった桜はずっと心の中に
ああ……会いたいな
ああ……会いたいな
心をぐっと押し込めるから
ずっとずっと僕についてくるのは
SHADOW MOON
ひとりぼっちの時だけ
慰めにくるから
ずっとずっと君を守りたいのは
BLUE MOON
2人で過ごす日を夢見るくらい
いいだろう
nanananana
rururu……
nanananana
rururu……
夜が空けるのに負けないように
僕は車を飛ばし始めた
もっと風にとばされてしまい
何もかも無くしたい
きっといつか見た夢は
叶うか叶わないか
わからないけど君にただ会いたい
何が幸せで何が不幸せか
わかっているつもりだけど
それを答えにしようとすると
感情が邪魔をする
結局僕はいつまでも
少年のまま
答えを探し彷徨い迷っている
明日は明日は君に会えるかな
思い募らせ思い馳せては
また後戻りするまた忘れたふりをする
ああ……君を抱きしめたい
ああ……君の朝が見たい
心が凍りつく前に温めてあげたい
もっともっと傍にいて君を愛したい
SHADOW MOON
ひとりぼっちの歌が
夜明けの街に響く
きっときっと僕は変わらぬ愛で
BLUE MOON
君がどうしたら幸せになるか
明日も考えるだろう
nanananana
rururu……
nanananana
rururu……
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