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「小野ぉ課題の感想文未だかぁ」
「いっ今出します‼」
だんっ‼
教壇の上には分厚い紙の束
「うっわぁ・・フミ、朝紙袋持ってどうしたんだろうと思ってたけど、もしかして課題の感想文だったの⁉」
「うっうん、つい書き出したら止まらなくなって・・」
「課題の本より分厚いんじゃないか?この感想文・・」
先生、苦笑い
「将来は作家目指すべきだねこりゃあ・・」
「ミユ・・それは大袈裟だよ・・ただ書くのが楽しくてつい(苦笑)」
「「流石は執筆少女・・」」
小野文(おのフミ)
中学三年生
この話のヒロイン
周りからは「執筆少女」と呼ばれている
トレードマークはゴールドフレーム眼鏡
とにかく書くこと読むこと集中力ハンパない
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