幼なじみ

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*** 「遥…… 遥………… はるかっ!!」 「は、はいっ!!!!」 ぼーっとしていた私は慌てて返事をして顔をあげた。 「おいおい。 何、ぼーっとしちゃってんの? おっ!もしかして俺のこと考えてくれてたとか?」 ニヤニヤしながら言ってきた見慣れた顔を見て、 溜息をつきながら椅子に座り直した。 「駿……冗談やめてよ」 呆れながら言えば、駿は頬を膨らませた。 「むぅ……つれないなぁ」
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