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梓「え??
俺、なんか悪いこと言っちゃった??」
優「かなりね…」
知「…」
今まで机に伏せてた顔を上げ優麻と梓君の方を向いた。
梓「あ、そのー…
知帆ちゃん…ごめん」
知「…大丈夫」
梓君は申し訳なさそうにあたしに謝るから
そもそも事情を知らないので仕方がないし、許すって言うのも言い方が変だと思う。
大丈夫しか言いようないじゃんね。
そして元々根本のあたしが海斗を好きだってことを梓くんに教えてない。
そんなもんだからあたしが海斗について落ち込んでても…
『海斗の話し』をよくする。
まぁ、無理もないけどさ…
海斗について落ち込んでるあたしに海斗の話しはタブーも同然。
変に片意地張るあたしが言うことではないけど。
もっと素直になれたらいいのにな…
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